1/13(土)ワークショップレポート「ブッダと『箱』の法則から学ぶ心理学」①

ワークショップ主催の みなみ です。

今回の心理学勉強会には、初めての方3名を含む、9名の方にご参加いただきました^^

参加された方同士のディスカッションもとても盛り上がりました(^^)

毎回、楽しくアウトプットできる機会をいただき、大変ありがたいです(>_<)

“人生が変わる『箱』の法則”から学ぶ心理学

今回のワークショップでは「ブッダと『箱』の法則から学ぶ心理学」についてお話ししました。

メインでお話ししたのが、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』という本の内容です。

読まれたことはありますか?

自分の小さな「箱」から脱出する方法

この本は、全米でベストセラーとなったビジネス書で、家庭や職場での人間関係を深め、十分な成果を出せる環境を作る方法が学べます。

アービンジャー・インスティチュートという研究機関によって発行されました。

続編として『2日で人生が変わる「箱」の法則』も出されていて、こちらも非常に深く、勉強になる本です。

2日で人生が変わる「箱」の法則

これらの本には、一貫して『箱』の法則が書かれてあります。

ではその『箱』の法則とは、どんな法則なのでしょうか?

「箱」によって、あらゆる人間関係の問題が起きている

『箱』の法則とは、

身の周りのあらゆる人間関係の問題を引き起こしているのは、自分が「箱」に入っていることが原因

というものです。

人間関係で悩まない方は、めったにいないでしょう。

親や子供、パートナー、会社の上司や部下との関係など、生きている限り私達にはさまざま人間関係があり、それらの悩みはつきものですね。

悩みを完全になくすことはできませんが、少しでも他者とのいざこざ、ギスギスした関係を解消して生きていきたいです。

それには、なぜ人間関係で苦しむのか、その原因を知らないといけないですね。

しかしお話しした通り人間関係は千差万別なので、そんな一様の原因などあるはずがない、ケース・バイ・ケースだろうと思います。

ところが、あらゆる人間関係の問題を引き起こしている原因があり、それは自分が「箱」に入っていることにあると断定しているのが「箱」の法則なのです。

それではその「箱」とはそもそも、何をたとえたものなのでしょうか?

他の人を“あるがままの人”と見ているか?

箱とは「自己欺瞞」をたとえたものです。

箱の中にいるとは、自己を裏切り、自分を正当化している状態のことなのです。
※自己欺瞞、自己正当化の詳細は、今後のレポートで紹介していきます

箱の中にいる状態と、箱の外にいる状態で、どんな違いがあるのでしょうか。

箱の外にいるとは、他の人を“あるがままの人”として見ている状態です

反対に箱の中にいるとは、自分や他の人たちをゆがんだ目で見ている状態であり、他の人々は“物”に過ぎないと思っている状態のことです。

人を人として見ているとは、他の人は「自分と同じようなニーズや望みを持った人間である」と見ていることです。

それとは逆に人を物として見ているとは、他の人を「他人のニーズや望みは大したことのないごく軽いものだ」と見ていることなのです。

他の人を自分と同じようなニーズや望みを持った人だと思えば、自分のニーズばかりを優先させることなく、相手のニーズを満たせる手助けはできないかな、と思えますし、実際にそのための行動を起こすでしょう

反対に人を物として、大したニーズや望みのない人として見ていたらどうでしょうか?

相手のニーズを満たすためにサポートするどころか、自分のニーズこそ満たされるべきだと思い、相手は自分のニーズの脅威、やっかい者とさえ見てしまうのです

いわば、箱の外にいる人は心が平和的なのであり、箱の中にいる人は心が敵対的なのです

心が敵対的な人、自分のことを物と見なしている人、邪魔者、やっかい者と見ている人と、あなたは気持ちよく、仲良く接することができるでしょうか?

とても友好的な関係が築けそうにないですね。
接する時間が長くなるほど相手への嫌悪感は増していき、敵対的な関係(あるいは、一見すると友好的なように見えて、内心は相手を嫌っている関係)ができあがってしまうのです。

このように箱に中にいることこそ、あらゆる人間関係の問題を生み出す原因なのです。

次回予告:行動と心、どちらが大事?

しかしそう聞くと、「確かに他の人をどのように見ているか、心が平和的か敵対的かどうかも大事だとは思うが、それよりも人間関係で大事なのは行動ではないのか? 行動が正しければ、心はそこまで問題にならないんじゃないか?」と思う方もいるでしょう。

心よりも行動の方が大事なのか?

心と行動の関係とは?

という気になる疑問に、次回のレポートではお答えします。

勉強会に参加された方の感想

特に、相手のニーズ、事情を知ろうとすることが大切だと思いました。

 

箱の中に入っている状態が結構多いと思ったので、箱の外に出れるようにしていきたいです。

 

箱の特徴をもう一度見直して、人をものと見ていないか振り返りをしたいと思います。

 

心で思っていることが相手に伝わるというのはすごくわかります。
自分の心をよく分析して、自利利他の道を進んでいきたいです。

 

スポンサーリンク

この記事を書いた人

仏教で説かれるブレない“人生の指針”を伝えたいと思い、 心理学や自己啓発を切り口に、都内で仏教と心理学を組み合わせたワークショップを開催しています。

PAGE TOP ↑