最も幸せな上位10%の人たちに共通していた特質とは、「強固な人間関係」でした。

「幸せ」と聞くと、
- 温暖な気候の土地に住んでいる
- 経済的に裕福である
- 健康に恵まれている
などが、幸せになるために不可欠だと思われると思います。
それらも大事な要素ですが、それよりも長期的に幸福感を高めるのが「強固な、豊かな人間関係」なのですね。
ロチェスター大学心理学教授 リチャード・ライアン氏の調査によって
高位に就いた者の抑うつ症状と不安感の一つの理由は、自分が良い人間関係を築いていないということだ
ということがわかっています。
社会的に高い地位を手に入れ、経済的に裕福であっても、人間関係をおろそかにしてしまうと孤独感で苦しみ、抑うつ状態にさえなってしまうのです。

自分だけの目標を達成するのに忙しく、周りが見えていないときこそ、いったん立ち止まり、相手に対する気遣いや共感をしていきたいですね。