1/17(木)レポート 懸賞で当選を連発する人の共通の秘密とは?運のいい人はチャンスを“演出”している-ブッダと心理学から学ぶ「運のいい人の4つの法則」2

勉強会主催の みなみ です。

今回の勉強会には初めての方3名を含む、8名の方にご参加いただきました。

今回は、仏教に関心をお持ちで、検索でこのサイトをご覧になって、ワークショップにご参加いただいた方がいらっしゃいました。

実際に記事を読まれている方とお話しでき、喜びもひとしおでした。

参加者の方のさまざまな考えにも触れることができ、有意義な時間となりました。

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運の良し悪しはあらかじめ決まっていない!運のいい人の法則とは?

今回のテーマは、
ブッダと心理学から学ぶ「自分で運は変えられる!運のいい人の“4つの法則”」
についてでした。

このテーマのワークショップでは、『運のいい人の法則』という本の内容をメインにお話ししています。

運のいい人の法則 (角川文庫)

これは、心理学者のリチャード・ワイズマン博士によって書かれた、「運の科学的研究」についての本です。

「運」と聞くと、それは偶然の産物で、科学的な法則などあるはずがない、自分ではどうしようもないもの、というイメージを持たれている方がほとんどだと思います。

運なんてものは研究対象にすらならないんじゃないか、とも思いますね。

ところがワイズマン博士は、8年にわたって、きわだって運のいい人、悪い人、数百人を対象にインタビューと実験を行い、運のいい人の4つの法則を発見したのです。

  • 生まれつき運の良し悪しは決まっていない
  • 運のいい人は自分でも知らないうちに法則に従って幸運をつくりだしている
  • ゆえに4つの法則とは何かを知って、それらを実践することで、誰でも幸運をつくり出すことができる

とワイズマン博士は語っています。

その4つの法則とは、

  1. チャンスを最大限に広げる
  2. 虫の知らせを聞き逃さない
  3. 幸運を期待する
  4. 不運を幸運に変える

でした。

今回から、1つ目の法則である「チャンスを最大限に広げる」について詳しくご紹介していきます。

運のいい人は、チャンスを演出している

そもそも、運のいい人はどんな人かを考えてみると、やはり、チャンスにあふれている人といえるでしょう。

なぜか常に、いい人・いい仕事・いい情報に巡り合い、いとも簡単に成功を手にしている人のように思いますよね。

果たして本当に簡単に成功を手にしているのでしょうか?
これはすべて偶然によって実現されているのでしょうか?

この偶然に思える幸運の巡り合わせについて、ワイズマン博士はこのように言われています。

今回の研究から、偶然に見えるチャンスが巡ってくるのは、運のいい人が心理的に演出しているからだということがわかった。

彼らの考え方や行動がチャンスをつくりやすくして、チャンスの存在に気づきやすく、かつチャンスに基づいて行動しやすい状況を生んでいるのだ。

(『運のいい人の法則』より引用)

偶然に見えるチャンスは、実は偶然ではなく、運のいい人が演出したもの、つくり出されたものであるといわれているのです。

ここで、具体的な事例を見てみましょう。

懸賞で多数当選!その幸運の秘密とは?

ウエンディさん(40歳・主婦)は、賞や抽選に応募すると、平均して1週間に3回、当選をしています。

またジョーという男性の方は、「当選」に関して運がよく、テレビ数台を手に入れ、人気テレビ番組の収録現場を見学し、旅行も何回か当たっています。

そんなに多くの懸賞で当選するなんて、2人共、なんて強運の持ち主なんだ、と思いますよね。

実はこの2人には“共通の秘密がある”とワイズマン博士は言われています。

いったい、どんな秘密があると思いますか?

それについてワイズマン博士はこう書かれています。

その秘密は、実は単純なことだ。

二人ともかなりの件数を応募しているのだ

ウエンディさんは毎週約60通の応募はがきを投函し、インターネットでも70件ほど登録していました。

ジョーさんも週に50件は応募していたのです。

かなりの件数を応募している。聞けば本当に単純に思いますが、実行に移している人は果たしてどれくらいいるでしょうか?

ジョーさんはインタビューでこう答えています。

僕が何回も当選しているというだけで、みんな僕のことを特別に運がいいと思っている。

そんな人には、きみは応募していないだけだと言うんだ。

応募しなければ、当選するチャンスは無いからね。

「何て運のいい男だ」という目で見られているけれど、僕は、自分の運は自分でつくっているものだと思っている

……いつもみんなに言っているのに。

「当選したければ、やってみるしかない」んだよ。

ジョーさんのズバリの指摘の通り、応募しなければ当選するはずもない、自分の運は自分でつくり出すもの。けれど実際にやっている人が少ないのですね。

この懸賞での秘密から、先で言われていた「運のいい人はチャンスを演出、つくり出している」ことが明快にわかります。

そして、この考え方は懸賞のみならず、仕事やパートナー探しなど、あらゆる種類のチャンスに当てはまるとも明らかにされているのです。

あらゆる場面で、運のいい人・悪い人の違いはひと言に集約される、ともいわれています。

それについては次回、詳しくご紹介していきます。

まとめ

  • 心理学者のリチャード・ワイズマン博士の研究によって、運のいい人には共通した4つの法則があることがわかりました。生まれつき運のいい人・悪い人はおらず、運のいい人は法則に従って幸運をつくり出しています
  • 運のいい人に、いい人やいい仕事、いい情報が巡ってくるのは偶然ではなく、心理的に演出している、といわれています。運のいい人はチャンスをつくり、そのチャンスに基づく行動をしているのです
  • 多くの懸賞で当選している人の共通の秘密は、実は単純で、”かなりの件数を応募している”というものです。このことからも、運のいい人はそれだけ幸運のための演出をしているとわかります

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この記事を書いた人
南 雄一郎

2011年 金沢大学工学部 卒業

大学では機械工学を専攻するなか、悩み解消のヒントや生きる指針を教える仏教に強い関心を持ち、仏教講演会に多数参加しました。

また大学卒業後は仏教と親和性のある心理学にも興味を持ち、独学で学びました。

現在は東京都内でライターをしながら、対人関係の悩みを解消し、自立した生き方の実現を目的とした 仏教×心理学のワークショップを開催しています。

自主開催のワークショップは累計750回以上。

2018年 新潟県キャリアセンター様主催 キャリアコンサルタント フォローアップセミナーにて講師をつとめました。

NPC法人HMC協会 認定心理カウンセラー(セルフ資格) 。

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