勉強会主催の みなみ です。
今回のワークショップには初めての方お1人を含む、5名の方にご参加いただきました。
今回のワークショップのテーマは「幸福」だったので、「どうすれば幸せになれるのか、幸福を手にできるのか」という内容でディスカッションをしていただきました。
多種多様な回答をいただき、さまざまな価値観に触れることができ、気づきが特に多い会になったと感じます。
積極的に意見を出していただいた皆さんに感謝です。
普段は何気なくやっていることでも、人によっては新しく見え、幸福感を高めるための大きなヒントになることもあります。
ぜひより多くの方にワークショップに参加していただき、そのような気づきを得ていただきたいと思いました。
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ポジティブ心理学で最も注目されている人物のベストセラー
今回のテーマは
ブッダとポジティブ心理学に学ぶ「“幸せがずっと続く” 6つの行動習慣」
についてでした。
『幸せがずっと続く12の行動習慣』という本をご存知でしょうか?
これは、世界15カ国で翻訳されたベストセラーであり、幸せな人の観察・研究にもとづいて、科学的に証明された「幸福度の高め方」が紹介されている本です。
著者は、ソニア・リュボミアスキー 心理学教授(カルフォニア大学リバーサイド校)。
リュボミアスキー教授は、近年広がりつつある「ふつうの人がどうすればより幸福になれるのか」を追求したポジティブ心理学の分野で、最も注目されている人物の1人です。
どうすれば幸せになれるのか?-幸福感についての誤りを知る
『幸せがずっと続く12の行動習慣』には、科学的に証明されている幸福度の高め方が12通り、紹介されていますが、
では皆さんは、どうすればもっと幸せになれると思うでしょうか?
もっといい新しい仕事が見つかる
仕事は人生の中で費やしている時間は非常に多いです。その仕事がいいものになれば、もっと幸せになれると思いますよね。
もっと広い寝室を手に入れる
広くて豪華な部屋に住めれば、毎日幸せに暮らせそうな気がします。
もっと若く見える、やせる
人からどう見られるかを気にする人は多いと思います。外見が良くなれば人にも羨まれ、幸せになれそうですね。
もっとお金がある
この思いが正直なところいちばん大きい、という人が多いでしょう。
お金があれば、大抵のことは自由になります。
そもそも仕事はしなくてよくなり(あるいは本当に好きなことだけできるようになり)、広い寝室も手に入り、高級ジムに行ったりアンチエンジングを受けたりして若さや美を手に入れることもできるでしょう。
お金こそ幸福の象徴、といえそうですね。
ところが…。
リュボミアスキー教授は「この項目のどれ1つとして、あなたを実際にもっと幸福にする方法ではない」と語られています。
幸福の象徴ともいえるお金もまた然りです。
お金がもたらす幸福への誤解とは?
お金が真の幸福をもたらさないことを、詳細にこういわれています。
お金があれば幸せになれるのは事実です。
でも、「幸福」について研究している学者たちが力説するように、
「人はお金があれば、長期間にわたって大きな幸せを得られると考えられてきたが、じつはお金があっても、短期間のささやかな幸せを得られるにすぎない」
という点で誤解があるのです。
(『“幸せがずっと続く” 6つの行動習慣』より引用)
お金によって確かに幸せは得られますが、それはあくまで一時的であり、短期間の幸せ。長期間にわたる幸せを得ることはできないのですね。
お金をはじめとして、上記にあげた「仕事、家、容姿」などは、なぜもっと幸福にするものではないといえるのでしょうか?
それは、私達の幸福を決定する要素、何がどれくらい私達の幸福感に影響を与えるのか、ということがわかると、納得することができます。
次回は、「幸福を決定する3つの要素」を詳しくご紹介します。
まとめ
- 最も幸せな人の観察・研究にもとづいて、科学的に証明された「幸福度の高め方」が紹介されているのが『幸せがずっと続く12の行動習慣』です。これらの習慣とは反対に、実際に私達をもっと幸福にする方法ではないのが、以下のものです
- もっといい新しい仕事が見つかる
- もっと広い寝室を手に入れる
- もっと若く見える、やせる
- もっとお金がある
- 幸福の象徴ともいえそうなお金であっても、それで得られるのは短期間のささやかな幸せであり、長期的に幸福感を得ることはできないことが、幸福に関する研究でわかっています。長期的に幸福感をもたらす要因は、ほかにあるのです
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