3/7(土)レポート アドラー心理学にみる、ライフスタイルの4つの領域-アドラー心理学に学ぶ 人生を好転させる“ライフスタイルの再選択”4

勉強会主催の ゆう です。

今回のワークショップには初めての方3名を含む、7名の方にご参加いただきました^^

今回も新型コロナウイルスの影響が心配されるなかでの開催となりましたが、多くの方にご参加いただき、とても嬉しく思います(>_<)
ワークショップ終了後も各グループで話が盛り上がりました。

より学びと交流を深めることになった、積極的な発言やディスカッションへの参加してくださったことに感謝です(^^)

参加された方から
「初めての参加でしたが、終始内容がとてもわかりやすく、納得できるものでした」
というご感想もいただき、自分自身の励みにもなりました。

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共通したライフスタイルとは?すべての人が選択する理由と、その問題点

今回のワークショップのテーマは、
アドラー心理学に学ぶ「人生を好転させる“ライフスタイルの再選択”
についてでした。

「ライフスタイル」というのは、一般的には「生活様式」という意味で使われていますね。

しかしアドラー心理学での「ライフスタイル」の意味とは、「認知行動パターン」のことをいいます。
ものごとをどのように受け止めて、どう考えて、どう行動していくのかパターンのことですね。

この認知行動パターンはひとそれぞれであり、同じ状況に置かれた場合でも、その状況の見方、考え方、その後の行動の仕方は異なります。

イギリスのある金融会社でボーナスが出なかったときのことです。

ボーナスがもらえないとわかったら、ふつうはすっかり気力を失ってしまうと思うでしょう。実際にそのようにやる気を失ってしまったリーダーもいました。

ところが、さらにやる気を出して頑張るリーダーもいたのです。

同じ状況でも、ライフスタイルの違いによって、その後の気分や行動は大きく変わっていくのですね。

このようにライフスタイルは人それぞれ独自ともいえるいっぽう、実は共通したライフスタイルがあるとアドラー心理学ではいわれています。

それは「愛されるためのライフスタイル」です。

「愛されるためのライフスタイル」は「自己中心性」ともいわれます。自分が世界の中心にいたい、周りの人は自分のために動いてくれる、という思いですね。

生まれたばかりのころは、1日たりとも放っておかれたら生きていけません。
そのため私たちは生存戦略として「愛されるためのライフスタイル」を選択し、弱さをアピールして、自分を守ってもらう、自分のために動いてもらうのです。

しかしいつまでも「愛されるためのライフスタイル」でいることには問題があります。

支え合うことで人間は生きているので、大人になれば、自分から与え、貢献していく存在となっていかねばなりません

それにもかかわらず、「人から守ってもらうこと、人に動いてもらうのが当たり前」と思い、自らは貢献しようしなければ、他者との間でトラブルが生じてしまいますね。

他者に依存するのではなく、自立して与える存在となってこそ、他者と良好な関係を気づいていくことができ、精神的に健康な生活を送ることができるのです。

では、問題のある「愛されるためのライフスタイル」ではなく、私たちが目指すべきライフスタイルとはどのようなものなのでしょうか?

アドラーは、ライフスタイルを大きく4つの領域に分類したうえで、理想的なライフスタイルを教えています。

その4つの領域とは、以下のように表されています。

4つのライフスタイル

4つの領域は、

  • 共同体感覚が高いか低いか
  • 活動的か非活動的かどうか

で分けられています。

前回は、4つの領域に分類する基準の1つである「共同体感覚」とはなにか、についてお話ししました。

前回の記事はこちら

11/21(木)レポート アドラー心理学のキーワード「共同体感覚」とは?目指すべきは、他者への〇〇を持つ人-アドラー心理学に学ぶ 人生を好転させる“ライフスタイルの再選択”3
勉強会主催の ゆう です。 今回はいつもとは違い、マンションのパーティルームに招待をいただいてのワークショップでした。 ワークショップに続けて参加さ...

今回から、それぞれの領域にあるライフスタイルを詳しくご紹介していきます。

アドラー心理学にみる、ライフスタイルの4つの領域

はじめに、共同体感覚の高い人の領域について、

共同体感覚が高く、活動的な人は「社会的に有用な人」といわれます。

他者に対しての関心が強く、困っている人に積極的に貢献する、サポートする。そこに自分の存在意義を感じ、自信が高まり、ますます貢献をしようという気持ちになるのがこの領域の人であり、まさに社会的に有用な人、こういう方がいると皆が幸せになれる人ですね。

次に、共同体感覚が高いけれど、非活動的な人はどんな人でしょうか。

そういう人は実はいないんですよ、と言われています。

なぜかというと、共同体感覚が高まれば、相手の役に立つよう適した努力をするようになるからです。

相手の役に立つには、相手を助けるための力が自分になければなりません。共同体感覚の高い人は、その力を身につけるため、またその能力を発揮して人に貢献するようになるため、活動的になっていくのですね。

もし活動的になっていないとすれば、それは共同体感覚が実は高くないことの表れといえるでしょう。

ただ、人によっては共同体感覚が高くても、身体的な障害などによって、どうしても活動的になれない人もいます。
しかしその方はその方ができる精いっぱいの努力をされているのですね。

これらとは反対の領域、共同体感覚の低い人の領域については、

活動的な領域は「支配する人」、

非活動的な領域は「弱さをアピールする人」「逃げる人

に分類されます。

「支配する人」「弱さをアピールする人」、また「逃げる人」とはそれぞれ、どういう人なのでしょうか。

次回はそれぞれのライフスタイルの特徴、問題点について詳しくお話していきます。

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コンテンツ ブッダとアドラー心理学 レポート
この記事を書いた人
南 雄一郎

仏教で説かれるブレない“人生の指針”を伝えたいと思い、 心理学や自己啓発を切り口に、都内で仏教と心理学を組み合わせたワークショップを開催しています。

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