勉強会主催の みなみ です。
4/14(土)のワークショップには、3名の方にご参加いただきました^^
少人数だったこともあり、皆さんの意見をいつも以上にお聞きできて、それにお答えしながら私自身の理解もより深めることができました。
落ち着いてお話しできる機会もいいですね(^^)
今日のテーマであった「マインドセット」を変えるには、チーム全体がそういった意識を持つことが大事で、一個人が変えようとしても、他から悪い影響を受けて、結局、元に戻ってしまうことも多いでしょう。
しかし、個人でできて、他に影響を与えられることも少なからずあるはずです。まずはそれに集中していきたいですね。
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本当にうまくいくのは、行動+“マインドセット”を変える取り組み
今回の勉強会のテーマは、
「劇的な変化を起こす“外向き思考“」
でした。
今回のテーマでは『管理しない会社がうまくいくワケ』という本をベースにお話ししています。
自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇 管理しない会社がうまくいくワケ
この本では、自己改善や組織変革をするときに「マインドセット」から変えるべきだ、と書かれてあります。
前回の記事では、マインドセットの重要性についてお話ししました。
マインドセットとは、「物事をどう見ているか」という、物や人の見方であり、行動の元にあるものとされています。
「自分を変えたい」「組織を変えたい」と思ったときに、「行動」を変えることも大事なのですが、それよりも大事なのは「マインドセット」を変えることです。
それはマインドセットが行動を決め、どんな結果になるかを決定づけているから、です。マインドセットが変わらないことには行動も長続きせず、やがては元の行動に戻ってしまいます。
反対に、行動に加えてマインドセットにも注目し、両方を変えようとするアプローチの場合は変革の成功率が高まります。マインドセットを変えることがいかに重要かがわかりますね。
ではその素晴らしい結果をもたらし得るマインドセットとはどんなものでしょうか。
素晴らしい結果をもたらし得る「外向き思考」
そのマインドセットは、表題にある「外向き思考(アウトワード・マインドセット)」です。
外向き思考とは逆で、人間関係や組織の問題を引き起こしてしまうマインドセットが「内向き思考(インワード・マインドセット)」です。
内向き思考とは
人を“人”としてはではなく、自分のために役立ってくれる“物”としてみている
というものです。
対して外向き思考は
人を“人”として見ている
他者のニーズや目的に関心を持っている
という見方ですね。
内向き思考の「人を“物”として見ている」とは、どういうことでしょうか?
それは、相手のニーズや目的、課題に注目していない、関心がない、無視をしていることであり、自分のニーズや目的、課題のみを見ている、ということです。
内向き思考の人にとって、相手が自分のニーズや目的を満たしてくれそうかどうかが、相手への評価の基準です。
自分のニーズを満たしてくれそうであれば「便利な道具」として扱い、満たせなさそう、あるいは自分もニーズや目的を妨げる相手であれば、「やっかい者、邪魔者」として見るのです。
内向き思考は、自分にしか目が向いていないため、広い視野で物事を考えることができません。視野が狭くなっているので、全体から見ればその行動に問題があるものの それに気づかず、問題行動を取ってしまうのですね。
反対に外向き思考の人は、他者のニーズや目的、課題に目が向いているため、広い視野で物事を考え、それに応じた行動が取れるようになります。
外向き思考の利点を『管理しない会社がうまくいくワケ』には、
マインドセットが外向きになると、自分以外のものにも目を向け、自分にとって得か損かという狭い了見を超えた考え方ができる。
と書かれてあり、外向き思考こそ、人間関係や組織の問題を解決してくれると明言されています。
では、他人のニーズや目的、課題に注目する外向き思考がどのような素晴らしい結果をもたらすのか、また内向き思考だと具体的にどのような問題が生じるのでしょうか。
それについては次回以降でご紹介していきます。
まとめ
- 物事に対する見方・考え方が「マインドセット」です。マインドセットが行動を決め、どんな結果になるかを決定づけるため、根本的な変革には行動だけでなく、マインドセットを変えることも不可欠です
- 素晴らしい変化をもたらすマインドセットが「外向き思考(アウトワード・マインドセット)」です。人を”人”として見て、他者のニーズに関心を持つ見方をいいます。広い視野で物事をとらえ、チーム・コミュニティに有益な行動を取ることができます
- 外向き思考と対極にあるのが「内向き思考(インワード・マインドセット)」です。自分のニーズのみに関心があって、人を”物”として見る見方であり、視野が狭く、対人関係の問題につながる行動を取ってしまいます
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